後払い・成功報酬との違い

調査料金の支払い方法の種類

読んで字のごとく「調査終了後」に支払う料金制度のことを指します。

日本の資本主義社会において、「業者を使う」ということは、必然的に「料金」または「報酬」が発生いたします。

我々探偵業界においても、もちろん「調査料金」という名目でお客様から貴重な費用を頂き、調査に充てさせて頂いております。

しかし、探偵業においては、たとえば「弁護士」等の士業における「弁護士の報酬に関する規定」にあたる様な法的な規定が存在しません。

ですから、様々な「料金体系」が存在してしまいます。

大きく分けますと、「後払い」「成功報酬制度」「前払い」に分類されます。

それでは、それぞれのメリット・デメリットについてご説明させていただきます。

後払い制度について

読んで字のごとく、調査終了後に調査料金を支払う制度のことを指します。

調査を始める前に、手出しが難しい方や結果を見てからお支払いをされたい方向けの支払い方法になります。

ただし、この支払方法には「契約条項」「重要事項説明書」において、「後払い時に支払うべき金額」が明記されていないことが多いのです。

つまり、調査を始める前は「支払いなし」または「低額な着手金のみ」であることのみに気を取られ、大事な「調査終了後に支払う金額」における「全額」を聞きそびれるまたは確認を怠ることが多いのです。

そこに付け込んで、調査終了後に「調査費用」として請求する際に「多額の請求をされる」または「当初聞いていた料金に実費などを重ねて請求される」という事が散見されます。

ですから、安易に後払い制度を選ばずに、必ず「どれだけ費用がかかるのか」「どの要件で費用が増えるのか」「その判断基準と判断者は」等、事前にトラブル回避の方策を取られることをお勧めいたします。

成功報酬制度について

「調査が成功しなければ0円」等の謳い文句も良く拝見します。

後払いも前払いもなく、一見したら「ボランティア」の様に見えることもあります。

もちろん探偵事務所も「営利企業」です。

調査員の人件費もかかれば、交通費やガソリン代も必要となります。

その費用については、もちろん依頼者に請求する形となります。

ですから、調査の成功と捉える基準によっては、たとえ浮気が無かったとしても「追尾できたこと」自体を成功と捉え、成功報酬を請求されることがあります。

こちらも、ご契約の際に、必ず「どの様なケースを成功と捉えるのか」「浮気の有無に関係するのか」等、支払い発生条件を詰めておかれることをお勧めいたします。

前払い制度について

調査を開始する前に料金を全額支払う制度を指します。

もちろん、調査前に調査料金の総額が分かることは予算を立てやすいことですが、もちろん浮気や疑念の有無にかかわらず料金が発生するというデメリットはございます。

また、調査料金と別に「実費」を請求される事も散見されますので、前払い制度とはいえ、必ず「調査後に請求される場合の条件」「実費などの請求ケース」等、契約時に提示された料金から増額されるケースを確認されておくことをお勧めいたします。

たくみ探偵興信所における調査料金の支払い方法

たくみ探偵興信所においては、お客様の安心と信頼を確保する目的で「前払い制度」を取らせていただいております。

もちろん、たくみ探偵興信所においては、「ご契約時に提示した料金」に加え請求する可能性があるケースについては全て事前にご説明を差し上げております。

なお、たくみ探偵興信所において、調査後に調査料金に加えて請求される料金としてましては、「対象者の方が新幹線または飛行機を利用された場合」に限ります。

もちろん、調査中に「新幹線」または「飛行機」を利用される可能性が高い状況になられた時点で、「お客様にご連絡を差し上げ」た上で、「今までの状況」をご説明差し上げ、「お客様ご自身に飛行機・新幹線に同乗し調査継続するか否か」をご判断いただきます。

お客様が「追尾は必要ない」と仰られた場合には、その時点で調査を終了としますので、もちろん新幹線代も飛行機代も加算されません。

つまり、対象者の方が調査中に「新幹線や飛行機の利用」が無ければ、当初ご提示した金額から変更することはございません。

安心してお問い合わせくださいませ。