【第1回】「モームリの逮捕」に考える=まさかの「弁護士監修」規制強化。なぜ今、杭が打たれたのか=
ここ数年、ネット広告や比較サイト、コラム記事に当たり前のように並んでいた
「弁護士監修」
「法律の専門家がチェック済み」
という表記。
これが、ついに「弁護士監修の退職代行会社モームリ」の「代表者とその妻の逮捕」により、ついに長年放置されてきた“グレーゾーン”ではなく明確に問題視されるフェーズへ入ったと言えます。
1 なぜ今なのか?
背景はシンプルです。
「監修」が“品質保証マーク”として乱用されすぎた
本来の監修とは、
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法律的な誤りがないか
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表現が違法にならないか
をチェックする行為です。
しかし現実は、
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実質的には名前貸しだけ
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原稿を細かくチェックしていない
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監修内容の範囲が曖昧
それでも弁護士の肩書だけが広告の信頼材料として使われていた。
つまり「専門家のお墨付き」という誤認誘導装置として機能してしまったわけです。
2 弁護士広告は“自由化されたが野放しではない”
誤解されがちですが、弁護士広告は「何でもOK」ではありません。
日弁連の広告規程では、
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誇大表現禁止
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誤認誘導禁止
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依頼者を不当に誘引する表現禁止
が明確に定められています。
「監修」という言葉が、
この内容は弁護士が保証している
法的に安全だとお墨付きがある
と一般人に誤解される構造になった時点で、広告規制違反のリスクが発生します。
3 本質は「資格ブランドの商業利用」
今回の流れは、単なる表現規制ではありません。
本質は、
国家資格という信用を“広告装飾”として使う商法へのブレーキ
です。
これは今後、
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医師監修
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専門家監修
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認定〇〇
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推奨〇〇
といったあらゆる“権威ワード”に波及する可能性が高い。
つまり今回の件は、
ネット集客モデルそのものへの警告弾と言えます。
現在、特に探偵には「ありえないほど」の「景品表示法違反」が散見されます。
それは、監督官庁である警察も頭を悩ませているほどです
届け出をしたばかりの業者が「プロ」「長年の経験」を謳ってみたり「弁護士が一番警戒」する今回の逮捕の様な「非弁提携」
よほど困っている弁護士以外は「非弁提携」に関わりません
ですので、ほとんどの探偵業者の「紹介可能」「弁護士のコメント」は「嘘である」と断言できます
万が一、実際に「探偵業者のHP」で「弁護士が自ら一業者を薦める様なコメント」をしてしまえば「一気に疑いの目」を向けられてしまうからです
少なくとも「弁護士でない業者による弁護士監修」「弁護士紹介」と書かれている探偵事務所だけは「選択しないように」しましょう。











