警察による家出人捜索【福岡の家出調査】
家出人の種類
警察における家出人の種類には、「家出人」と、「特異家出人」の大きく二つに分けられます。
家出人とは、家出人の事情により、本来居住すべき場所に帰らず、行方が分からない人のことを言います。
一般的に、「将来を悲観して」「借金苦」「離別」「失恋」「病気」等が理由で挙げられます。
また、「特異家出人」に関しては、「家出人の生命身体に自傷他害の虞があり、早急に発見する必要がある者」を指します。
上記の理由の中でも、自殺の虞が強いか、事件性がうかがわれるときに限られます。
警察における取扱い
家出人に関しては、「家出人の当時の言動・人相着衣」を聴取され、写真などを提示し、思い当たる立ち寄り先を聞かれます。
その後、家出人捜索願に記載し、控えを貰えば手続きは終了です。
特に、これといって真剣身を帯びて話を聞かれたりはしません。
ただし、特異家出人になると、普段の取り扱い部門である「生活安全課」だけでなく、刑事課等も動員し聴取されます。
聴取後、記載する捜索願に違いはありませんが、その緊急性や重要性によっては、即日全署員体制で捜索になることもあり得ます。
ただし、特異家出人と認定されるには、これだけの人員を動かす必要があるため、よっぽど真に迫る理由がないといけません。
この様な事情があるから、「警察に届け出ても探してくれない」という印象が付いているのです。
探偵による家出人調査
こと探偵については、どのような家出の形態であろうと、届け出を受けたら実際に捜索に出ることとなります。
立ち回り先の捜索、情報入手や聞き込み、さまざまな手段を講じて、一日でも早くご家族のもとに帰れるように手を尽くします。
ただ、警察も同様に、いかに一日でも早く捜索を願い出るかが、発見の成否に大きく関わってきます。
お金を持っていれば、一日あれば九州から北海道まで移動できます。
GPSを取り付けているわけでもないので、想像の範囲を超えて移動された場合、発見が非常に困難になります。
また、よく「携帯電話の位置検索を利用して」と考えたり、実際に言われる方がいらっしゃいますが、まず利用できません。
携帯電話の電波を拾い、位置検索をするには、裁判所からの令状が必要で、相当に厳しい要件があります。
家出人でその要件を満たすことは、非常に難しいのです。
ですから、警察であっても人海戦術を取るほかないですし、我々もネットワークや情報網を駆使して探し出すほかありません。
まず、「家出?」と感じた時には、まず警察に届け出をしてください。
その後、警察とネットワークを持っている探偵事務所に家出人調査を依頼することが、発見の一番の早道になります。
たくみ探偵興信所では、福岡県内一円のみでなく、熊本、広島を中心に西日本に強いネットワークを構築しています。
福岡や熊本、広島周辺での家出人捜索ならばたくみ探偵興信所へご相談ください。
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