探偵に「浮気調査を依頼」する意味 =「証拠集め」に関して=
決して「探偵に依頼しなければ「相手の浮気」が理由で離婚できない」という事はありません。
あくまでも「民法763条」にも規定されているとおり、「夫婦は、その協議で、離婚することが出来る」と定められておりますので、「話し合い」の上で「双方の合意があれば」いつでも離婚することができます。
ただし、「探偵に相談」する時点で、表題にもありますように「浮気の疑い」を持っているからこそ、ご相談をお考えになるのでしょうし、もちろん「費用等の様々な問題」により「自分で証拠を掴もうか」とお考えになる方は、少なくないと思います。
しかしながら、では何故「弁護士」を始めとした「法律を熟知された方々」が「探偵さんに依頼して証拠を取って貰った方が良いです」等と仰るのでしょうか?
そこには、「自分で証拠を集める時」と「探偵に依頼した時」のそれぞれに「メリットデメリット」があり、取捨選択をした結果「探偵に依頼した方がメリットが大きい」と判断されているからだと推測されます。
つまり、「ご自身で動く際」には少なからず「落とし穴」が存在しますので、その点を列挙したいと思います。
まず、今回は「証拠収集」の点でお話ししていきたいと思います。
1.「浮気している人」が「誰から見つからない様に警戒しているか」をよく理解していないことが多いこと
まず初めに「浮気している人」は、何よりも「家族」から見つからない様に警戒していることを「本当の意味で」理解していないことが多いことが挙げられます。
よくご相談にお越しになるお客様が仰るのが「うちの主人はそういう事までは考えてないです」「さすがにそこまで考えてないでしょう」と仰るのを多くお見受けします。
そもそも、「お客様がご存知のご主人(奥様)」では、「通常しないことをしている」からこそ「不審に思う」「おかしいと感じている」はずでございます。
また、その浮気が「ビジネスライク」で「事務的な関係」であればまだしも、通常「こそこそと」「隠れて」関係を続けている時点で、少なくとも「お客様のご主人(奥様)」には、「あわよくば」「都合よく関係を続けたい」と考えているはずでございます。
ただ、「浮気相手も人間」です。
ただただ「都合の良い相手」だけで済ませる事はしないでしょうし、なによりも、どちらともなく「情が移ってしまうこと」は十分にあり得る事かと思います。
そうなれば、「より警戒を始める」事は容易に想像が着きます。
また、ご依頼いただいた多くのお客様方が、「浮気しているご主人(奥様)から言われのない言い掛かり」をつけられ、「むしろお前が悪い」と言われ始める状態に陥ることが「頻繁に」見受けられます
これは、「自分の妻(夫)と浮気相手を見比べ」た結果、「浮気相手に情が移った」何よりの証拠ですし、こうなってからでは「無かったことにする事」や「元の家族に戻ること」は「非常に難しい」と言わざるを得ません。
何よりもこうなった折には「身勝手な別居」「言われない離婚調停」など、浮気相手と「悪者にならずに再婚するため」にありとあらゆる方法を尽くしてくる事でしょう。
その際には「相当の警戒」をし始めますので、少なくとも「以前の様にわかりやすい行動」はしないでしょう。
つまり「証拠も取りにくく成り」かつ、最悪のケースは別居されて「相手の所在も分からなくなる」という事になりかねません。
したがいまして、「こうなる前に」適切に、かつ「迅速に」動ける「探偵事務所」にご相談される事をお勧めします。
2.「相手に言い逃れの余地を与える結果」に成りかねないこと。
3.「改正ストーカー規制法」等の「浮気している人間の逃げ道」をよく理解していないこと