「中抜け調査」「継続調査」のメリット・デメリット
前回ブログ(https://wp.me/p8jsKG-sA)に記載した「中抜け調査」についてのメリット・デメリットを今回はお話したいと思います。
まず、「中抜け調査」とは何か?
対象者が浮気相手の家などに「宿泊を伴う」調査の際に家に入った最低2時間(不貞行為を立証するには、密室に最低2時間滞在の証明が必要な為)をカメラで録画した後、継続調査は行わず「一旦その時点でで調査を終了」「翌日の朝」に出てくる様子を調査することです。
ここで、過去に福岡本社であった事例を紹介致します。
依頼者 40代女性
対象者 30代男性
関係 夫婦
目的 不貞行為の立証
詳細 夫が週の半分仕事(ダブルワーク)と言って、夜出かけ、帰宅は次の日の朝。本当に仕事かどうか調べて欲しい。
契約内容 4時間の4稼働
調査結果 自宅から夫を追尾した結果、アパートに単独で入る様子を確認(後日に判明したのは、夫がセカンドハウスで契約)その後、そのアパートに女が帰宅する様子を確認。依頼者に状況的に、宿泊の証拠が撮れる可能性が非常に高い旨説明をした後、「継続調査」か「中抜け調査」を選択して貰った結果、「依頼者」は「中抜け調査」を選択。2時間の滞在を確認後調査終了。
次の日、朝別々であるものの、「夫」も「女」も出てくる様子を確認。
別日も、同じ調査で同じ結果が出て、調査時間満了。
複数回の「2時間以上」の滞在の「不貞行為」の証拠が確認された。
後日談 依頼者は対象者・相手の女に慰謝料請求。対象者はすんなり不貞を認め慰謝料を支払ったが、女と裁判になる。依頼者側は、夜に入って、朝出てきたことから「宿泊」していたと主張したが、女側主張はは「知人で」「夫の相談」を受けていた「確かに2時間」の滞在はしたが「宿泊ではなく」「調査終了後」にアパートを出て「調査開始前に」「立ち寄ったことから」朝出てきた所を撮られたと主張。
依頼者は、宿泊を伴う「不貞行為」を出張し続けた為、裁判となり現在も闘争中となっているようです。
この例から分かるように「中抜け調査」のメリットは、継続調査ではない為、「費用」が抑えられることです。
デメリットは、2時間以上滞在の「不貞行為」は立証できたものの、「宿泊」を証明しなかった為、鉄壁の証明とはならなかった。
「継続調査」の
メリットは、宿泊の完全な証拠を撮れる。弊社と顧問契約している弁護士事務所によると「2時間以上の滞在のみ」より「宿泊」の方が、証拠の質が強くなるとのことです。
デメリットは、調査時間が長くなることから、費用が嵩む。
弊社としては、「中抜け調査」「継続調査」双方メリット・デメリットを理解した上で、上記の依頼者の例があるので、は「継続調査」を推奨しております。しかしながら、どうしても費用の問題がありますので、「中抜け調査」を選択される依頼者もいらっしゃいます。
状況次第で、都度依頼者と打ち合わせをし、その時の最高の選択ができるようにアドバイスをさせていただきます。
浮気でお悩みの方は「たくみ探偵興信所」までお問い合わせくださいませ。
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