従業員の素行調査について
従業員の素行調査の趣旨
企業防衛の観点から、重大な不正を行っている社員は会社から追放する必要があります。
しかし、「確実な証拠」をつかまないと、逆に会社が「悪」とされる危険性がございます。
有効な解決策として「探偵による素行調査(行動調査)」がありますが、あまり知られていません。
不正行為を行っている可能性が強い従業員の一例
- 成果が出ない外回り営業マン。噂からは業務怠慢をうかがわせるようだ。
- 労災を使って休んでいるが、虚偽の労災(病気)であり、遊んでいる疑いが強い。
- 新製品(顧客)情報をライバル社に流している。
- 有望・有能な社員を次々に引き抜いている者がいる。
- 部長と部下の女性が不倫関係にあって、部門の士気を落としている疑いが強い。
- 役員が反社会勢力と関係している疑いがある。
- 地方の営業所が私物化された独立王国になっている疑いが強い。
不良社員を放置するデメリット
- 不正社員が空費する給料や経費の損失
- 他の社員の士気低下
- 将来、より大きな不祥事を引き金となりうる
証拠が無い状態での処分によるリスク
社内規則や就業規則を制定しているとはいえ、「降格・減給・解雇」などの措置を取る場合は、先に証拠固めが必要なのはご存知かと思います。
状況証拠から見て間違いないとしても、それだけで処分に持っていくのは非常に危険です。
現在の労使関係でいえば、被雇用者が法律で手厚く保護されているのが現状です。
あらぬ疑いをかけられ、労働基準局に報告された場合、その疑いを晴らすために無用な労力を消費することに繋がります。
また、紛争が長引けば、世間からはどちらの言い分が本当かわからず、争っているうちに企業イメージが毀損します。
動かぬ証拠を押さえ、早い段階で早期解決を目指す事が、企業防衛の第一歩であることは間違いありません。
不良社員の素行調査による事例
社内の人間による社内の人間に対する聞き込み、つまり、「同僚調査」には限界があります。
社長や上役の顔色を伺うか、同情して相手寄りになるか、どちらにしても公正な意見は望み辛いのが現状で、その意見を元に処分に持っていくのは、非常にリスクが伴います。
ただし、聞き込みその他「調査に慣れた人材」を社内で見つけるのも難しく、選定したとしても相手方に取り込まれるリスクが生じます。
そうしたリスクを回避するためには、外部の第三者に依頼し、客観的な証拠を揃えるのが最善かと思われます。
外部の第三者として、収集した証拠を法的に扱うことができるのが「探偵」でございます。
不良社員の素行調査というのは、定期的に行っている探偵事務所の基本調査です。
彼らの調査技法の一つが、不良社員の「終業時間内における行動」を監視する「素行(行動)調査」です。
他には、終業時間外も視野に入れ、広い範囲で調査をする際に選択される「潜入調査」というものもあります。
こちらは、当該企業に中途採用または異動者として「実際に稼働」し、社内における素行調査・聞き込み調査のみでなく、プライベートにおける各種調査も敢行する広い範囲で証拠を固める必要のある場合に取られる調査方法でございます。
つまり、相手方の想定される行動内容が、「外部の人間協力なしに行えない可能性が高い」場合に行われる調査になります。
いずれにしましても、「見た聞いた」という「伝聞の記録」のみでなく、実際に対象を尾行し、写真撮影したうえで、調査報告書により証拠保全を行います。
福岡における社員の素行調査なら
たくみ探偵興信所なら、元刑事をはじめとして司法経験者が多く在籍するだけでなく、相談担当者・カウンセラーから調査員まで、全てが「行政書士や司法書士等」の有資格者で構成されております。
それぞれが、自己研鑚を重ね新しく正しい知識を重ねつつ、警察等関係機関との連携を密にすることで、不正な調査を排除し、真にお困りのお客様のみをお助けできるよう、万全の態勢を配しております。
福岡のみでなく、佐賀・長崎・熊本をはじめとした九州各県で「素行調査」をはじめとした、各種調査依頼をご希望の方は、たくみ探偵興信所にご相談ください。
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