夫の浮気調査
相談者:妻 37歳 専業主婦
対象者:夫 40歳 会社員
結婚歴:7年 子供:2人
ご相談内容
夫は営業をしているためか出張が多く、たびたび県外に行っては、何日か泊りがけで仕事をして帰ってくることがありました。
それが、半年前から段々出張の数が増えていき、今では自宅にいることの方が少ないくらいです。
それまでは自宅で扱う事がなかった携帯電話も肌身離さず持ち歩くようになり、トイレやお風呂にまで持ち込むようになりました。
さすがの私も不審に思い、問い詰めたのですが、のらりくらりと言い逃れられ、何も解決しませんでした。
何か証拠になるものをつかもうと思い、先日、携帯電話の中を見ようとしたのですが、あれだけ機会に疎かった主人が携帯のロックをかけていることに驚きました。
これはもう、浮気しているのは間違いないと思い、ご相談に伺いました。
相談経過
お客様に現状をお伺いし、ご要望を聴取したところ「浮気が確認できたら離婚」したいとのこと。
離婚の際には、有責配偶者としてご主人と相手方からそれぞれ「慰謝料」と「養育費」は支払わせたいとのことであったため、提携弁護士を同席させ、その条件に必要な証拠についてご説明。
5日間の調査を実施することとした。
調査結果
平日の4日間については、福岡市博多区にあるご主人の職場からの調査を実施。
最初の2日間については、営業先から直帰する様子を確認する。
3日目の午後3時頃、福岡市南区にある営業先を出た後、福岡市早良区に移動し、マンションの一室に入る様子を確認する。
2時間後、マンションの部屋から「20代くらいの女性」とともに出てくるところを確認。
マンションの駐車場に駐車している「女性が運転する車」に二人で乗車し、福岡市中央区方向に走行し始める様子を確認する。
二人で中央区大名にあるレストランで食事をし、女性宅に帰宅すると、そのまま女性宅に宿泊する様子を確認する。
翌朝、対象者は、女性宅から出勤すると、夕刻まで通常の営業業務をしている様子であったが、午後7時頃、大野城市にある営業先を出た後、博多駅にて昨日の女性と合流する様子を確認。
二人で新幹線乗り場改札口に入っていく様子を確認したため、依頼者様にご連絡の上、継続して追跡するご依頼を受ける。
二人は、そのまま新幹線に乗り、熊本県に移動。
熊本駅からレンタカーで「玉名温泉」に移動し、温泉宿に宿泊する様子を確認する。
翌朝、宿を出た二人は、熊本県内をレンタカーで散策し、新幹線で福岡に戻ると、博多駅で別れる様子を確認し、調査を終了することとした。
依頼者様の声
おかげさまで、自分が望む形で離婚を進めることが出来ました。
最初はやり直すことも考えていたのですが、無断で外泊したことについて問い詰めたところ、「急な出張で連絡できなかった、仕事だから仕方ない」と逆に怒りだしたのです。
さすがに愛想が尽きて、「調査報告書」を見せ、「弁護士に依頼している事」「浮気している証拠は保管している事」「慰謝料を含め離婚の条件については弁護士を通じて連絡する事」を伝えたところ、あまりのショックに目を白黒させていましたが、私が本気である事が分かったからか、浮気を認め、後日、弁護士立ち合いの元公正証書を作成し、私の希望通りの条件で離婚することが決まりました。
カウンセラーの方が仰っていた通り、証拠がなければ最初の様に誤魔化し続けようとしていたでしょう。
おかげさまで、裁判や調停などをすることもなく、晴れ晴れとした気持ちで、第二の人生を歩むことが出来ます。
ありがとうございました。